私たち家族は中古一戸建てを購入しました。
読者の皆さんは、中古住宅を買う場合、購入前にインスペクションを行った方が良いと聞いたことがありますか?
インスペクションというのは、簡単に言うと、『家の健康診断』みたいなものですかね。
私もインスペクションという言葉は知っていましたし、本を読んである程度は必要性は感じていました。
しかし、私達は今回、中古の一戸建てを購入しましたが、実際には活用しませんでした。
というよりそこまで至らなかったというのが本音です。。
その理由は以下の通りです。
Contents
インスペクションが難しいと思った理由
- インスペクションは買わなくても費用が掛かる
- 買いたい物件に買い手がついてそれどころではなかった
- インスペクションを依頼するタイミングがわからなかった
- 正直、制度の理解がイマイチできていなかった
1.インスペクションには買わなくても費用が掛かる
私達は家を購入する前に、何件かの物件を内覧しました。
その際、不動産屋の担当者の方に、『インスペクション』の料金を尋ねました。
大体、10万円ぐらいと言われました。
思ったよりも安いとは感じたのですが、正直、買うか買わないか、もしくは、買えるか買えないかわからない物件に、10万円も払うのはもったいない気もしました。
確実に買う・買える家、もしくは買うつもりの家なら10万円ぐらいなら安いものですが、万が一買えなかった場合や買わなかった場合に10万円払うのはちょっともったいないな~とも思いました。
2.買いたい物件に買い手がついてそれどころではなかった
私達の場合、買いたい物件に他の方の買い付けが入いりそうな状況でした。
つまりは、他の方も私達が買いたい物件に目をつけていたのです。
(もしくは不動産会社が私たちを焦らせるための芝居だったのかもしれないですが)
実際に一週間遅れて申し込んでいたら、今の家は買うことができなかったかもしれません。
そんな状況でしたから、悠長にインスペクションの話も出来ませんでした。
内覧もそこそこに、ほとんど即決の感じで今の家を購入しました。
結果的に買った家が良い家だったので良かったのですが、もしもう少し購入までに時間があれば、インスペクションを依頼したかったと思っています。
3.インスペクションを依頼するタイミングが難しい
正直、インスペクションを依頼するタイミングもわかりませんでした。
いつお願いするものなのか、また、どのような手続きが必要なのか。
その段階まで行くことなく、中古住宅を購入しました。
私達のように、内覧から購入までの期間が短い場合は、インスペクションのタイミングが非常に難しいなと思いました。
金消契約後のインスペクションだと遅い気もします。
4.制度の理解がイマイチできていなかった
本を読んでインスペクションの必要性は理解していたものの、不動産屋からは、特段説明もありませんでしたし、インスペクションをすると、購入後、何か保障が受けられるか?などについては全くわからない状況でした。
もう少し購入者が理解できる仕組みや体制を整えてほしいと思いました。
高い買い物なので、その辺はやはり大事なところですね。
不動産屋は、売れればそれで万々歳なんでしょうけどね。
個人的には、家の現状を知り、どこが今後問題になりそうなのかなどを、細かくチェックして納得した上で買いたかったとは思います。
今回、インスペクションは行っていませんが、軒並み、今の家の現状には満足しています。
ある程度は直観でも何とかなるものなのかもしれません。
まとめ
インスペクションというのは一般人の私達には聞き慣れない言葉です。
でも、やはり中古の一戸建てを買う予定があるなら、ある程度知っておく方が良いかもしれないですね。
そのためにも、できるだけ時間に余裕を持って不動産選びをされることをおすすめしたいです。
ただ、選びすぎて結局選びきれないということも避けたいところですね。
ご参考まで。