中古住宅を買って1年後にホームインスペクションを受けた話

私たち家族が中古の一戸建て住宅を購入して1年以上が過ぎました。

特にこれと言って、家自体に大きな問題も感じていないのですが、ただ一点だけ気になる箇所がありました。

それは、二階の部屋を寝室にしているのですが、その部屋の床に傾斜が存在すること。

これは、私たちが家を購入した時に、実は確認漏れしていた点です。

内覧した際に、もう少ししっかり見ていれば良かったのですが、床のことは正直あまり考えていなかったので、気がつきませんでした。

ただ、実際に住んでみて、結構傾斜があって、確かに気になります。

私が寝ているところが特にきつくて、人体に影響がないかと言われると、もしかしたら影響があるかもしれないレベルです。

ビー玉を転がしたら転がるかもしれないほどです。

特に嫁さんは、気になっていたみたいで、その原因を知りたいということで、ホームインスペクションをお願いする方向で検討することにしました。

今回の依頼の一番の目的は、傾斜の原因を探ること。

基礎にヒビが入っているための傾き』なのかか、『地盤沈下による傾き』なのかということ。両者ならちょっと厄介です。

前回、基礎補修工事業者が飛び込み営業でやってきて、床下を見てもらった話を書きましたが、その業者からは、補修工事が必要だと言われました。

しかし、正直、飛び込み営業で来たこともあり、言われていることに信憑性が怪しく、胡散臭いなという気持ちもあり、工事は断りました。

それでもその後も二階の床が気になっていたことは事実です。

そこで、中立の立場である、ホームインスペクションを行う業者を探して、家屋の調査を依頼をすることにしました。

本来なら、ホームインスペクションは家を買う前に行うのが良いようですが、ホームインスペクションって依頼するタイミングが結構難しいのも事実です。

良い物件なら、他の人からも注文があるかもしれないですし、また不動産会社の担当者から『もうすぐほかの人に決まるかも』と煽らることもあるようです。実際にうちも、そのような感じで今の家を買った経緯もあります。

それに買うかどうかわからない物件を調べるのに、ホームインスペクション代として、10万円近いお金を払うのも馬鹿らしいとも思えます。

ということで、我が家では遅ればせながら、1年以上経ってホームインスペクションを依頼することにしました。

ホームインスペクションは家の健康診断

今回、実際にホームインスペクションを依頼しました。

地元で活動されている建築士さんが行う調査です。

嫁さんがインターネットで調べて依頼しました。

愛想はあまりよくない方でしたが、仕事は良くして頂けました。

ホームインスペクションには正直、愛想はいらないと思います。

それよりも中立の立場でしっかり調査して頂けることが一番です。

その点においては、本当によくやって頂けたと感じています。

浮き彫りになった我が家の問題点

  1. 床の傾斜の問題箇所
  2. 地震対策
  3. 雨漏りの跡・動物の侵入
  4. 家の外壁塗装の必要性
  5. 断熱構造の問題

約6時間ほどの調査で、調査後、まず口頭で説明を受け、後日、写真などを添えて、調査報告書を頂きました。

ざっくりいうと、以下の点に問題があると指摘を受けました。

以下、私自身が素人なので、語彙や知識に乏しいことをお許し下さい。

1. 床の傾斜の問題箇所

一番の懸念であった床の傾斜の問題。

結論から言うと、基礎の問題でも、地盤の問題でもありませんでした。

問題は、1階のリビングと2階の寝室をつなぐ柱が普通あるはずなのですが、その柱が存在しないために、二階の重さに耐えられなくなり年を経る毎に歪んできているということでした。

我が家のリビングは18畳あるのですが、普通はリビングに柱を通して二階の重みを支えるのが普通らしいのですが、その柱がないために床に歪みが生じているとのこと。

対策としては、二階の床の歪みのみを直す(対症療法)か、1階から2階に柱を通して、補強するかとのこと。

後者の場合は少し大がかりな工事になるので、費用もそれなりにかかりそう。

原因がわかったので、対処しやすくなったという点では本当に良かったです。

2. 地震対策

2つ目は地震対策。我が家は 1981年以降の新耐震基準は満たしているものの、ホームインスペクションを行った業者の方に言わせると、その後建てられた家の耐震基準もやや心もとないとのこと。

そのため、耐震補強工事は行った方が無難だろうとのことでした。

費用のこともあるので、すぐにやるかはわかりませんが、やはり、30年近く経った家なので、耐震補強もやった方が良いのかなという感じです。

3.雨漏りの跡・動物の侵入

これは差し当たって問題はないものの、雨漏りの形跡があり、その補修がなされた形跡があるとのこと。

実際に以前の持ち主が住んでおられた頃から、雨漏りしていたということですね。

木造家屋なので、その点は多少あるのは仕方がない部分でもあるようです。

また、動物の侵入も認められたとのこと。

これは実際に昨年の3月頃、うちの内二階部分辺りで動物がいるような音がしたので、いたことは認知済です。その後すぐにいなくなりましたが。

インスペクションを行った業者の方曰く、『動物がいるとネズミがいなくなるので良し悪しある』とのことでした。

確かに一理ありますが、謎の動物に居座られるのはちょっとしんどいので、一時期にしてほしいものです。

多分、家に侵入してきたのは、イタチかテンだろうと思います。

4. 家の外壁塗装の必要性

意外だったのが、そろそろ外壁塗装をやった方が良いとの指摘でした。

見た目にはそんなに痛んだ感じには見えませんが、専門家の目からすると、そろそろ時期に来ているとのこと。

外壁塗装も調べてみると、案外費用が掛かるようですし、またどの業者に頼んで良いのかわかりにくいですね。

この費用も頭に入れておかなくてはならないですね。

5. 断熱構造の問題

我が家の2階は寒いです。今回診てもらうと、どうも一部断熱材がない部分があるので、びゅうびゅうと冷気が入ってきているようだとのこと。

また一階も足元から冷えるのですが、足元に断熱材を入れるのも良いが、窓を二重ガラスにする方が効果的とのアドバイスをもらいました。

しかし、二重ガラスは少々お高いので、資金にゆとりができたらやろうかなという感じです。

それにしても、正直、家を買う際にに、部屋の暑さ・寒さを確認するのは難しいですね。これは住んでからしか体感できないことのように思います。

まとめ

私自身も40歳を過ぎて健康診断を受けるたびに、体のメンテナンスをしなきゃと感じますが、家も同じように、メンテナンスが大切なんですね。

特に、私たちのように中古住宅を購入したものとしては、これはとても大事なことと感じます。

今回ホームインスペクションを実際に行ってみて、どこが問題で、どう対処すれば良いかがある程度明確になったので、そういう面では、ホームインスペクションをお願いしてよかったなと感じます。

ただ、やはり家を維持しようと思うと、それなりに費用もかかりますし、その費用を稼いでいかないといけないなと思うと、身の引き締まる思いでもありますね。

あとは、これからどの業者にリフォームをお願いするか検討することになります。

費用があまりにもかかりすぎると困りますが、大切な家を維持するにはそれなりのお金がかかるということですね。

ご参考まで。

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